四国名菓『一六タルト』は四国特産の柚子と白双糖を加えたこしあんをやわらかなスポンジで巻いた風味豊かな伝統のお菓子です。

  • 6つのこだわり
  • できるまで
  • 歴史

四国名菓【一六タルト】は四国特産の柚子と白双糖を加えたこしあんを
やわらかなスポンジで巻いたお菓子です。
ひとくち食べると爽やかな柚子の風味と、やさしい甘さのこしあんのおいしさが
口いっぱいに広がります。
この一六タルトは江戸時代ポルトガルより四国松山に伝わった伝統の逸品、歴史の
ロマンを感じながらお召し上がりください。四国名菓一六タルトは、
食べやすいようにスライスいたしております。
また、便利な個包装タイプの「ひと切れ一六タルト」もご用意いたしております。
ゆずの香りがふんわり漂う一六タルト。生菓子ですが、日持ちもしますのでご贈答の
お菓子として特にご好評をいただいております。

一六タルトの商品紹介はこちら
6つのこだわり
新鮮な香りが広がる柚子 新鮮な香りが広がる柚子

新鮮な風味をお届けしたくて香り高い四国特産の柚子を使っています。

まろやかな甘さを引き出す白双糖を選びました。

皮むきあずきのみを使用 皮むきあずきのみを使用

皮をとったあずきで餡の口あたりをなめらかに仕上げています。

だから飽きがこない だから飽きがこない

餡との相性を考え、生地も洋の材料(バターや油)を使わず上品に仕上げています。

しっとり・ふっくら しっとり・ふっくら

しっとり水分を残すため生地は高温でさっと焼き上げます。

食べやすくおいしいサイズ 食べやすくおいしいサイズ

ひと晩ねかせ、餡と生地をしっかり馴染ませてから食べやすい大きさにスライスしています。


一六タルトのできるまで

皮をむいた小豆を使用することで、
口あたりが柔らかくなります。
じっくり時間をかけて炊き上げ、
きめ細かくなめらかに仕上げます。
新鮮な風味を出すために四国特産の
柚子のみを使用します。
白双糖をつかい、まろやかで
やさしい甘さの餡に仕上げました。

たまごと砂糖と小麦粉だけで、
食べ飽きないようにバターや油は使いません。
熟練の職人が、その日の気温や湿度など
チェックしながら仕込みます。

しっとり水分が残るように
強火でさっと焼き上げます。
生地をふっくらやわらかに
焼き上げることが
一六タルトのおいしさに
不可欠です。
研究を重ね、焼きあがった
生地にひと手間かけることで、
よりふっくら仕上がることに
成功。一六タルトの
おいしさの大きな要素と
なりました。

炊きたての餡を塗り、
手作業で美しい「の」の字に
なるように熟練者が手巻きします。

その後、生地と餡を程よく
なじませるため一晩寝かせます。
さらに美味しく仕上げる
ための手間は省きません。

出来上がった一六タルトは、
食べやすいようにスライスします。
食べる人のことを考えて、
初めてタルトをスライスしたのは
一六本舗です。

衛生的な機械で包装し
こだわりぬいた「一六タルト」の
出来上がりです。

歴史

タルトは、久松家初代松山藩主・松平定行公が、ポルトガル人から教わったと
いわれています。
幕府より長崎探題職兼務の名をうけていた定行公は、
正保4年(1647)ポルトガル船二隻が入港したとの知らせで、急遽長崎に向かい、
海上警備にあたりました。

日本へ来航した目的は、ポルトガルがイスパニアの権勢から離れ、
ブラガンザ家のジョン四世の統治になったことを報ずるためであり、
港内では争いもなく、引き上げていきました。

この時、定行公は南蛮菓子タルトに接し、その味を賞でて、
製法を松山に持ち帰ったといわれています。

その南蛮菓子タルトは、カステラの中にジャムが巻かれたもので、
現在のような餡入りのタルトは、定行公が独自に考案したものと思われます。

その製法は後に久松家の家伝とされ、明治以降、松山の菓子司に技術が伝わり、
四国の名菓となりました。

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